冬は寒さをよける工夫をしながら育成し、3月に出荷する春大根をご紹介します。種まきや間引きについても伺いました。出荷時は30センチほどと、大根としては小さめのサイズとのことですが、なぜ大きな大根を作らないのでしょうか?

30センチの春大根を栽培

現在ミニサイズの大根のみを栽培している

現在ミニサイズの大根のみを栽培している

今回は柴海農園の春大根について紹介します。
本来の大根の旬は晩秋から冬ですが、柴海農園では冬の間寒さ対策としてビニールトンネルを設置し、3月頃に出荷を迎えます。
春大根は、最終的に葉を含めて約30センチほどの小さな大根に育てます。

ミニ大根を育てる理由

「ミニサイズの方が喜ばれる」と好感触

「ミニサイズの方が喜ばれる」と好感触

現在日本では核家族の増加、少子化などの影響などで小世帯化が進行しています。
その影響で昔とは違い従来の大根だと食べ切れなくなった人が多くなり、
簡単に食べ切れる小さい大根のニーズが増加しているのだそうです。

間引いた大根も無駄にしない

間引いた大根も活用している

間引いた大根も活用している

大根の通常の栽培方法は、種を2粒蒔いて一本を間引き残った一本を一本立ちにします。
柴海農園ではその際間引いた小さい大根を廃棄せずに、まとめてレストランなどに出荷しています。

以上今回の週末畑.comは、柴海農園編 第8回 春大根の栽培、種まきについてご紹介しました。

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柴海農園

千葉・印西で400年続く農家の息子が、2009年に始めた有機農家です。 年間60品目のやさいを農薬・化学肥料を使わずに栽培。 ピクルスやジャム、糀を使ったの加工食品も自家製造しています。
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