落花生一本でいきます！ 品質にこだわる落花生栽培 | あんばい農園01

週末畑.comにしばらく出演していなかったMC三本木さんが、農家に転身しました。

三本木さんは柴海農園の元スタッフで、ピクルスを作ったり、ホームページの作成をおこなっていました。

千葉県と言えば落花生、ブランド力のある落花生1本でやっています。

農園の名前である「あんばい農園」は農園代表梅津の「梅」から命名しました。

生産者も消費者も自然環境も、それぞれにとって良いバランスになるような営農をしていくことを目指しています。

生産者は頑張り過ぎなイメージがあるので、無理しないようにという塩梅も名前の由来としてあります。

あんばい農園では、茹で用の「おおまさり」を収穫しています。

通常サイズの2倍と大粒で、食べ応えのある落花生となります。

今年は4月1日に播種をおこないました。2週間育苗をした後、定植をしてから防寒、そして今に至ります。

普通の農家さんだと、ここまで手を掛けられないです。落花生1本でやっている強みだと思っています。

8月1日、ビールがおいしい時期に収穫する予定です。

収穫時期をずらして植えることで、8月から11月まで収穫し続けることができます。

花が咲き始めたタイミングを見てマルチを剥がします。今年は特に温かかったので生育が良かったです。

茹で用の「おおまさり」と、煎り用の「Qなっつ」と2種だけですが、かなりのシェアを誇っています。

ピーナッツより美味しいから、Pを超えて「Qなっつ」。既存の品種よりあっさりしていて、自然な甘味が特徴です。

※「Qなっつ」は千葉県が命名した品種名です。

落花生は種が高いですね。特に一昨年の台風と去年の長梅雨で全然採れていないので、今年は落花生専門農家でも種が買えない状況になっています。

育苗をきちんとしてる分、95％くらいは発芽をしています。発芽と定植をして2週間で株の一生が決まると思っています。

直播するタイプの落花生を自然栽培でやろうとしたら、梅雨入りまでの草取りが1年のすべてになります。